空き巣の犯人

本日仕事中に母から着信。
「前に住んでいた方の家に空き巣が入ったっぽい」
えっ!?
それは大変と思い慌てて家に帰る。
母を一人にしておくと過呼吸になったり、
いらん事考えてうつ病が悪化しかねない。
急いで帰った。母と再び家に入る。
確かに何者かが家に入り物色したかの様に
出窓の物が床に落とされ、窓に下がったブラインドは
折れ曲がり・・・。あきらかにおかしい。
盗られたものがあるかはわからない。
何せ引っ越していらないものだけを置いてある家
だから。しかし気持ちが悪いので110番。
一通り状況を話し警察が家に来ることになる。
その間に家の中を見て回っていると・・・
なんと私が使っていた部屋に気配が!!!!!
「ウギャーーーーーーーー」
何とも言いようのない声が響いた。
犯人だ!!
そいつは出窓にいた。
鋭い視線で私を睨みつけ威嚇する。
母と二人して絶叫!!
部屋を出てそいつを閉じ込めた。
警察が来るまで外で待つことに。
やって来た警察に報告。
「じ、実は電話を切った後に家の中を荒らした犯人と
遭遇しまして閉じ込めてあります。猫なんですど・・・」

それでも鑑識の人が来て現場検証。
母が案の定過呼吸に・・・。
母を休ませ私は警察に立ち会う。
容疑者は見つかったけど念の為、足跡を採るとの事。
荒らされたブラインドの周辺から採取。
そして浮かび上がった足跡は肉球の足跡(爆)

そして威嚇する猫の元へ警察と行く。
警察もびっくりな巨大猫が唸る。
警察もびびりながら、そして誰がやるのか譲りながら(?)
何とかダンボールに捕獲。

外に運び出す際にヤツはダンボールから逃走した。
そして警察の立会いは無事に終わり、私は仕事に
戻ったのでした。