自殺はしない

母のこと。
鬱は一進一退を繰り返している。
ここ最近は一進三退って感じで、食欲も表情も本当に
悪かった時期に引き戻されている気がする。
　
それが母だけでなく私のストレスとなりイラつく。
またか↓と思うと私も苦しいのだ。
責めても治らないのは分かっているのに「何その顔」と
言ってしまう。ご飯を嫌々な顔をして食べていたり、
すぐにもう駄目だって顔をされ、それを見るのが嫌だ。
表情が乏しい上に、出る表情がそんな悲壮感たっぷりな顔
だったりする。
　
「私が早くいなくなれば子供達は幸せになれる」みたいなことを
言ってきたから、「早くに親がいなくなってあぁ幸せなんて言う
子供いる？」と言い返す。でも今の母には理解できないみたいである。
鬱のせい。病のせい。恐い病だね。子供の幸せを願うなら「いなくなる」
とか「こんな母でごめん」とかではなく安心させようとか思わないの？
と言って終了。
　
しばらくして母が私の部屋に来て言った。
「自殺はしないから。自殺したらあんたらが一生言われ続け汚点に
なるから。事故に巻き込まれないかと願っている」と。
全然私が言ったこと分かってないようである。「自殺しない」と
言うことで安心させようって？そんなんじゃないでしょ！おバカ！！
自殺しようものなら私も死ねるよ。
あっ、これ、、、私も病院行った方がいいかな。。。
　
ここでしばらくブログ書き中断すること40分。
なぜならもの凄い音がした。外を見ると母の部屋側の道路から煙が！！
慌てて母の部屋に行く。事故だ！母は巻き込まれていない。ホッ（ ´ー`）
家の目の前の交差点でタクシーが大破していた。歩道に突っ込み、
さらにその先の駐車場に止まっていた車にぶつかり止っていた。
写真じゃ小さくて分かりづらいけど、救急車２台とパトカー２台と
消防車が来た。騒然としている家の前。
バルコニーから母と野次馬していました。そこで母が言ったこと。
「息が詰まりそうだから散歩に行こうと思っていたの。
行かなくて良かった。」だって。
良かったぁ。「事故に巻き込まれたい」なんて思っていないんじゃん。
「巻き込まれたい」なんてこと言っちゃ駄目ですよ、お母さん。